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エレジー稽古見学ツアーレポート

   
演劇公演「エレジー~父の夢は舞う~」関連企画
可児市創造文化センター「エレジー」稽古見学ツアー レポート
 
この作品は、地方発の演劇制作プロジェクトです。岐阜の可児市創造文化センターに出演者、演出家、スタッフが1ヵ月滞在して舞台を創りました。10月1日(土) 可児市文化創造センターで初日を迎えました。(詳細は可児市文化創造センターの特設ページをご覧ください) 8公演を行い、東京、富士市、長岡、滋賀、と公演が続き、いよいよ10月26日(水)茅野市民館マルチホールでの公演となります。
この公演をより楽しんでいただけるように9 月23日(金・祝) 公募で集まっていただいた17名の諏訪地域にお住いの方々と稽古場の見学をしてきました。稽古を関係者以外が見学するのはたいへん稀なことです。出演者及び制作スタッフの方々のご好意で見学ができたことを感謝いたします。

参加された方々から感想をいただきましたので一部を紹介いたします。

●演劇はあまり好きではありませんでしたが、「エレジー」の稽古見学ツアーに参加して考えが変わりました。俳優さん達の演技を観ていて、なぜか自分も吸い込まれていくのがわかりました。

●1つの作品を仕上げるのに大勢の人たちが関わっていることを目の当たりにすることができました。当たり前のこととして頭ではわかっていても実際の舞台では俳優さんの動きしか見ていません。舞台の動かし方、小道具の準備の仕方等、見えないところでやっているスタッフさんの動きをたいへん興味深く見せて頂きました。26日の公演は、より深く、いつもとは違った見方ができると思います。たいへん楽しみにしています。知人にもできるだけ勧めようと思います。

●市民に周知し、関心をもってもらうのに、大変よい企画と思います。一般人はめったに見られない稽古の見学など、苦労して、作る有様に感動しました。俳優さん方のすばらしさは言うに及ばず、舞台を作る人々の無駄のない動きで、素晴らしく舞台が変わっていくことに、驚き、感激しました。チームワークと言うのでしょうか。相手の立場を考えての舞台作り、裏方さんたちの動きに、驚きました。出来上がった舞台を見るのが楽しみです。友人たちに勧めたいです。是非見ようよ!と。

・舞台作りの現場を見学させて頂き、茅野公演の楽しみが、いっそう大きくなりました。稽古見学など普通ではできない貴重な体験をさせて頂き感激でした。

●間近で見られて感激しました。普段では体験できないことがおかげ様で出来ました。劇の良さを宣伝したいと思います。

●裏方の皆さんの静かで確実なそして敏速な舞台装置の移動によって俳優の方々がスムーズな演技が出来る部分も大きいと感じました。

●「たこ作り」も思わず楽しい経験になりました。

●稽古見学なんてできるんだ~とワクワクした気持ちで申し込みました。あんなに近くでの稽古見学、裏の裏まで見れて得した気持ちです。

●稽古を長時間、間近で見られたこと。本公演より緊張したかもしれません。

●間近に見れて大感激です。見ごたえ十分でした。舞台装置の移動、面白かったです。可児市のサポーターの人と話ができたのも楽しかったです。

●劇は好きでよく見ますが、稽古をしている所を見るのは初めてで大変よい思い出になりました。

稽古場見学
 
稽古場見学
 
稽古場見学
 
稽古場見学
当日の様子をブログ風にしてみました。
2011年9月23日 08:15  
エレジー稽古見学ツアー
青空が広がる気持ちの良い朝。みなさん集合時間に来ていただいたのですが、バスがきません。参加者の方々には市民館のロビーでしばらくお待ちいただきました。8時30分の出発時間が過ぎた頃、バスの運転手の方から連絡が入りました。「ロータリーで待っていますが何処にいますか?」「茅野市民館の玄関前のロータリーで待っていますが、、、。」「茅野駅東口のロータリーで待っていましたよ。」まさにロータリー違いでした。皆さんも待ち合わせにはご注意を。

2011年9月23日 10:00  
エレジー稽古見学ツアー
20人乗りの中型バスで快適なドライブ。途中のサービスエリアで一息。参加者の皆さんは可児市文化創造センターは初めて、どんな所かパンフレットを眺めながら想像が膨らみます。

2011年9月23日 11:00  
エレジー稽古見学ツアー エレジー稽古見学ツアー エレジー稽古見学ツアー
無事到着。当日は動物愛護デーのイベントが開催されていました。家族連れですごい人の波~!広い公園もテントと人でたいへんな賑わいでした。制作担当の澤村氏に案内されて稽古場(演劇ロフト)に足を踏み入れました。「ここで稽古をしてるのか」「広~い」一同キョロキョロ。続いて公演が行われる虹のホール、主劇場の宇宙(そら)のホール、映像シアターを案内してもらいました。ビックリしたのは制作室(作業場)が多いことと設備の充実さです。特に木工作業室は、大型の機械が何台も置かれ舞台セットも作れる程です。地元に劇団がないので日曜大工の方の利用があるそうですが、羨ましい施設です。

2011年9月23日 12:50

 
エレジー稽古見学ツアー
稽古開始が1時間遅くなったので急遽、サポーターのみなさんと一緒に「ミニ凧作りワークショップ」をしました。この作品のキーワードにもなっている「凧」、思い思いの夕景を描きました。このミニ凧はロビーに展示されるそうです。

2011年9月23日 14:20

 
エレジー稽古見学ツアー
いよいよ稽古開始。演劇ロフト2階バルコニーから見学。初日一週間前の初通し稽古。緊張感漂う稽古場。舞台の裏のまで全部見える稽古風景に参加者の方々も少々緊張気味。平幹二朗が演ずる「平吉」、坂部文昭が演ずる「右太」、この兄弟のシーンで参加者から笑いが、、、ホッとされたのではないでしょうか。特に7月に茅野で朗読公演と朗読ワークショップをしていただいた坂部さんは、親しみがあり楽しい方ですからこの弟役がピッタリ。兄役の平さんは偏屈でもあり、愛らしい孤独な老人を演じています。シェイクスピアやギリシャ悲劇に登場するイメージとは違い、やはり魅力的な名優です。

2011年9月23日 17:30  

休憩を挟んで2時間30分でしたが、参加者の方々も舞台に引き込まれ、時間を感じさせない素晴らしい舞台でした。おそらく、平吉と同世代の男性にはラストシーンは、たまらなく切なくなると思います。まだ稽古の途中ですから10月26日茅野市民館での舞台がとても楽しみです。

茅野公演まで3週間。四半世紀前に書かれた清水邦夫の傑作戯曲。10月26日の茅野の舞台は一生に一度の出逢い。俳優、スタッフ、観客が共有する劇空間。是非、大切な一時をご一緒できるのを楽しみしています。チケットご希望の方は茅野市民館またはプレイガイドでお求めください。お待ちしています。
(事業部河西)

【お問合せ】

●茅野市民館  
〒391-0002 茅野市塚原一丁目1番1号
受付時間 9:00~20:00 (休館日:毎週火曜日 ※火曜日が祝日の場合その直後の休日でない日)
Tel.0266‐82‐8222 Fax.0266‐82‐8223 

●NPO法人サポートC
受付時間:13:00~19:00(休館日:毎週火曜日 ※火曜日が祝日の場合その直後の休日でない日)
Tel.0266-82-8230 Fax.0266-82-8231

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